1. KaiaミニDapp、サービス開始1カ月で3,500万回の利用を記録
LINE NEXTは3月6日、Kaiaブロックチェーンを基盤とするミニDapp(分散型アプリケーション)が、リリース1カ月で累計利用回数3,500万回を突破したことを発表しました。この成長は、日本、台湾、タイ、韓国を含むアジアの主要市場での人気の高まりによるものです。
2. 収益面でも好調—1カ月で約3億円のアプリ内販売を達成
Kaia財団とLINE NEXTの共同発表によると、リリース初月のアプリ内販売額は約3億円(200万ドル相当)に達し、ユーザー1人あたりの平均支出額は約5,800円(39ドル) と報告されています。さらに、有料ユーザー比率は約13% に達し、高い収益性を示しています。
3. Kaiaエコシステムの急成長—ウォレット数が1,168%増加
ミニDappの利用拡大に伴い、Kaiaエコシステム全体も急成長を遂げています。特に、新規ウォレットの生成数は300万件を超え、ネットワーク全体のウォレット数は1,168%の増加を記録 しました。これにより、Kaiaブロックチェーンの普及が加速しています。
4. Kaia、アクティブウォレット数で世界第3位のEVM互換ブロックチェーンに
グローバルWeb3データサイエンス企業 Flipsideの分析によると、Kaiaはアクティブウォレットアドレス数で世界第3位のEVM互換ブロックチェーン の地位を確立しました。これは、ユーザーが実際にブロックチェーンを活用している証拠であり、今後の成長にも期待が集まります。
5. 「キャプテン翼」ゲームを含む42タイトルが提供中
現在、KaiaのミニDappでは、人気サッカー漫画「キャプテン翼」を題材にしたゲーム「Captain Tsubasa -RIVALS-」を含む42種類のタイトル が提供されています。これらのゲームは、LINEモバイルアプリやDappポータルのウェブサイト上で、ダウンロード不要で利用可能です。
6. まとめ
KaiaブロックチェーンのミニDappは、わずか1カ月で驚異的な成長を遂げ、3,500万回の利用、3億円の売上、300万件の新規ウォレット を達成しました。今後、さらに多くのゲームやDappがKaiaエコシステムに参入し、Web3市場での影響力を拡大していくことが予想 されます。